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ニュージーランド移住計画・・いったんリセット。どうなることやら
by kao16kao
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黄色いジープ

お父さんは、「それだけじゃ、どこにいるかわからないな~」と困ってました。
その時、私の横を黄色いジープが、結構なスピードで追い抜いたのですが、ちょうど対向車が来て、かなりヒヤヒヤものでした。 すると、そのジープは、急ブレーキをかけて停まったかと思うと、バックをしながら、私の車に寄ってくるではないですかぁ。

え~~~、何でぇ?と思っていたら、おじさんがジープから降りてこっちに来る!

ちゃんと路肩にも寄せていなかったので、危ない目に遭ったとか、文句を言われると思って、メチャメチャ恐かったです。 電話中のお父さんに「誰かこっちにやってくる!! 私の代わりに話してくれますか?」。 お父さんは全く状況はわかっていないものの「いいよ」。

黄色いジープのおじさんが、ついに私の車の横に来たので、窓を開けたら、「トラブってるの?」。 あ、怒ってない?と思ったけれど、混乱したまま、"Please talk with him"と無理矢理そのおじさんに携帯を渡してしまいました。

携帯を渡されたおじさんは「誰と話すって?」と、ごもっともな反応。 でも、お父さんが、私は東京からやってきて、エディストゥに向かっていると話してくれているらしい。

すると、おじさんは、自分の名前をフルネームで名乗って、「彼女を無事に、わかるところまで送り届けるよ。 殺したりしないから安心してください」。 "I am not gonna kill her"とか言ってたような・・・
おじさんは、どうやら私の車がパンクして困っていると思って声をかけてくれた、すごく親切な人でした。 コワイ人だと思い込んでいたもんで、ビックリです。

おじさんは、まず道の説明をしてくれました。 まず、このまま真っ直ぐ行き止まりまで行って、そこを左折。自分は途中で曲がるけれど、あなたはその道をずっと真っ直ぐ行きなさい。 そうすればエディストゥ・ビーチに着くから。

そして、おじさんの黄色いジープについて出発!

もう、おじさん、めちゃめちゃ親切で、左折する前に、一旦車を降りて、「自分は途中で左に曲がるけれど、あなたはついてきちゃダメだよ。 まっすぐ行くんだよ」と、わざわざ言いに来てくれました。 そして、おじさんが曲がる時、私に見えるように大きく手を振ってくれました。

最初はあまりの恐怖(?)で、おじさんの名前は全く覚えていませんが、黄色いジープのおじさん、本当に本当にありがとう☆
by kao16kao | 2009-06-17 23:19 | SC May 09
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