ニュージーランド移住計画・・オークランドで就業中
by kao16kao
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世の中甘くない

翌朝、MさんとJさんに別れを告げて、コリンウッドへバスで発ちました。 朝から怪しい雲行きでしたが、すぐ雨が降り始めました。 タカカからコリンウッドは30分もかからないくらい。

ゴールデンベイ・コーチラインは滞在する宿まで送ってくれます。 コリンウッドのサマセット・ハウスで降ろしてもらうと、Cさんが出迎えてくれました。 奥様のHrさんは日本人。 日本から短期滞在で来ていたHtさんもいて、みんなとてもフレンドリーでした。

この日の午後3時から、フェアウェル・スピットへ行くバスのツアーを予約していたのですが、翌日の方が天気が良さそうとのことで、Cさんがツアー会社に連絡して、予約の変更をしてくれました。 さて、雨が降っているけれど、まだお昼前。 今日は何をしましょう・・・ そういえば、Mさんは、コリンウッドに行ったら、ワラリキ・ビーチに行くと良いと言ってたっけ。 ププ・スプリングスで話したマット・デイモン似の兄さんも同じこと言ってた。 そう思って、Cさんに、ワラリキ・ビーチに行くツアーはないか聞いてみると、某ヨーロッパの国から旅行中の滞在客、おじさん二人が、これからそのビーチに車で行くから、乗せて行ってもらうといい、と、言って、話をつけてくれました。

おじさんたちは6週間かけてニュージーランドを旅行しているそうで・・・良い人そうに見えたのですが・・・
ビーチそばのトレイルに着いたら、「疲れたからこれから1時間くらい車の中で寝る。 それにこんな雨の中歩きたくない」だって。 寝ているのを見ていても仕方ないので、私はカッパに着替えて歩きに行くというと、「帰りに見かければ乗せてやる」だって。 これって、乗せて帰る気はないってこと? 正直、その時、周りに何台か車が停まっていたから、なんとかなるかな?と思って、一人雨の中トレイルを歩きました。

30分ほど歩いて、ビーチに着いたけれど、雨がひどくて景色を楽しむどころではない。 おまけに、写真で見たワラリキ・ビーチとも違う。 とりあえず、パーキングに戻ると、案の定、おじさんたちの車は消えていました。 おまけに、停まっている車は1台だけ。 その車の人が戻るのを待って、乗せてもらおうかとも思ったけれど、いつ戻ってくるかわからないし、もし4人で来ていたら乗せてもらえないかもしれない。 そう思って、とりあえず歩くことにしました。

大きい通りに出てすぐの所に、キャンピング・カー用の宿があったので、そこでお願いして、サマセット・ハウスに電話してもらいました。 でも、誰も出ず、宿のおじさんは、「俺は忙しいんだ」と奥へ行ってしまいました。

そういえば、往きに、ちょうど中間辺りにカフェがあったっけ。 そこなら1時間くらいで着くかも。 と、雨の中、また歩きだしました。 タカカのMさんは、この辺りはヒッチハイクは安全だと言っていたけれど、さすがにやってみようとは思えず、あえて、道路の右側を歩きました。

近くだと思っていたカフェにたどりついたのは歩き始めて2時間経ってから。 カッパを脱いで、暖かい部屋に入った時の安心感といったらありません(泣)。 ラテとキャロットケーキをオーダーして財布を出すと、なんとずぶぬれ! カフェのおじさんは冗談で「泳いできたのか?」と言うので、フェアウェル・スピットから歩いてきたと言ったら、周りにいた人たちがみんなビックリ。 そのついでに、おじさんに、サマセット・ハウスに電話してもらったら、今度はすぐCさんが電話にでました。
なんて言おう、誰か迎えにきてくれないだろうか?って聞こうか、とか、考えながら歩いたのだけれど、電話で
「おじさんたちに置いて行かれた」と言うと、Cさんは「20分で迎えに行く!」 。 うれしかったよぉ~。

Cさんは、本当にすぐ迎えに来てくれました。 ヨーロッパのおじさんたちが帰ってきたのに、私が見当たらないので、HrさんとHtさんがすごく心配して、「殺されたのではないか?」と話していたそうです。 Cさんは、何度も何度も、「こんなことになるとわかっていたら、あのおじさんたちに乗せていってくれるように頼まなかったのに」と言って、悪かったと謝られました。 Cさんは悪くないのに。 
サマセット・ハウスに戻って、HrさんとHtさんに帰還報告。 すごく心配してくれていて、ちょっと泣きそうになっちゃいました。
世の中甘くないと思ったけれど、同時に、人の優しさをとても感じた日でした。

ちなみに、その後、財布の中のびしょぬれのお札を乾かしたり(財布ごとびしょぬれだったので、結局旅行中、私のお札はいつも濡れてました)、カッパを干したりしてから、夕ご飯を食べに行くと、なんと、ヨーロッパ人おじさん二人と偶然会ってしまいました。 おじさんは、私を見るなり、「どうやって帰ってきた? ヒッチハイクしたのか?」と聞くので、ムッとして、「No」と言うと、「歩いて帰ったのか?!」。 「だって、置いていったくせに!」と言うと、「それは誤解だ!」だって。 「もういいからあっちに行ってよ」と追い払ってしまいました(怒)
翌日、Hrさんに聞いた話では、夜、Hrさんを私と間違えたおじさんが、また「あれは誤解だ」と言っていたそうで、おじさんはおじさんで、悪い人ではなかったんでしょうね・・・
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by kao16kao | 2010-01-11 22:31 | ゴールデンベイ Dec 09 | Comments(0)
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